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火曜日, 6月 19, 2007

PC自作誌を読んで

ちょっと遅いネタだが、PC自作誌のうちWin PCとDOS/V magをようやく読むことが出来た。今まで精神的にかなりしんどかったのだ。なのでその雑評を。

さて、AMDからようやくAM2ソケット版4コアCPUの話が出て来た。名前がPhenom X4。これを使えば現在Athlon 64 X2と交換するだけで性能アップが出来るようになるわけだ、と言えない所が歯がゆいが。まあこれでAMDが言っていた4X4の実現に向けて大きな一歩が踏み出せるようになったわけだ。4X4とはクアッドコアXクアッドSLIのことだ。これで何をするのかはさっぱり見えてこない。AMDは熱狂的PCユーザー向けとしているが、3Dゲームをするためだけにこんなお化けみたいなパソコン、一時代前のグラフィックワークステーション並み(以上?)の性能を持ったパソコン、を用意するわけではなかろう。それがなかなか見えてこない。3Dを利用したサービスというとグーグルアースとSecond Lifeしか“のーびす”には思い当たらないのだが、あれが今のWebブラウザの代わりになるとは思えない。もっとなにかがあるのだろう。

話はそれるが、Win PCに「最近のCPUにある仮想化技術の利点は?」と"?"マーク付きで出ていたが、"?"がついて当然なのである。それはOSがまだ出ていないからである。64bitプロセッサが出たのにOSが32bitに毛が生えたようなものでは「なんじゃこりゃ?」なのである。IBMがVMになったように、PDPからVAXになったように、DOSからWindowsになったように、CPUが32bitから64bitになった以上はその機能をフルに生かしたOSが出てきてしかるべきなのだ。それがまだ出てこない。その為VMWareなんて話になってしまって"?"になってしまうのだ。さて、その新しいOSだが、パソコンの今までと違って話が聞こえてこない。その為なんとも書きようがなくなってしまう。多分Longhorn(スペルあってたっけ?)がそれなのだろうが、新しいUIが全然形になっていない、XPと同じUIでは操作ミスを起こしたり他にもいろいろと問題が起こるためなのだが。その為何がなんやら分からないのである。その上VISTAなんて過度期のOSが出てしまったものだからますますわけがわからなくなってしまった。正直VISTAだけは出して欲しくなかった。あれのおかげで32bit仮想で走るOSが何になるかわからなくなってしまった。XPにSP3を出して要求の多いクライアント用OSを乗り切ってもらって(おかしな日本語)、64bitOSの開発にまい進してもらいたかったものである、マイクロソフトには。

大きくそれてしまった。で4X4だがPS3対抗で作ったのか、何がなんやら分からん仕様なのだ。多分、と言うか全然わけがわからないで書いているのだが、HDビデオ再生などに汎用シェーダを使うのかもしれない。あるいはDTMなどで使うプラグインなどでかって使われたDSPの代わりに使うのかもしれない。知れないなんて書いているが、全然使えないのかもしれない。DSPもGPUもPOWER VRもMMXも味噌も糞も一緒くたになっているので全くわけがわからないが、CPUの処理の一部にGPUを使おうとしているのははっきりしている。なのでクアッドSLIなんて恐ろしいものが平気でパソコンに使われようとしているのだろう。今、平気を変換しようとしたら兵器が出てしまった。しゃれにならん。まあ、AMDは4X4を当たり前のものと考えているのだろう。実際低廉に(と言うと言いすぎ?)構成できるものだからこれを基本にこれからのパソコンは考えられていくのだろう。

ここまではわかる。わからないのは冒頭に掲載した画像の1枚目。GIGA-BYTEから発売されているGA-M59SLI-S5(rev. 1.0)だ。発表されてからかなりたつが今でも鮮烈なスペックだ。クアッドSLIを構成しながらさらにPCI Express X8を持つと言うボード。“のーびす”はこのボードを見て狂喜乱舞してしまった、ちょうど今はなきATIから3枚挿し(グラフィックカードを3枚使ったコンピュータ。2枚はCrossfire。1枚は演算専用。)のコンピュータが発表されていた時期でもあったので「5枚挿しだ!!」って。今第3者的な気分で考えると「ありゃあだ花だぜ」的な考えもあったのだろうが、GIGA-BYTEは本気でこの構成がこれからのパソコンの標準になると考えているらしい。その証拠が2枚目の画像。インテル版である。話はそれるが、インテルはAMDのクアッド攻勢にどう立ち向かうのか?

で、これはGIGA-BYTEのホームページの"What's New"から拾ってきたものだからますますすごい。台湾人は何を考えているのだろう?物理モデリングを強化するだけならPCIで十分なのだそうだ。そういえばPS3のCELLも密結合で信号処理のプロセッサをつないでいる、しかも6つ。何に使うのかがさっぱりわからない。H.264の復号に使うかとも思っている(かなり確かに)が、何せ味噌も糞も一緒くたの人間だから右から左に受け流してしまえばいいのだが、自分の中で解釈できていないから気分が悪い事この上ない。あ、X8もこのためだとかなり思っています、“のーびす”は。誰かここら辺の話を解きほぐしてもらえないだろうか?XPが出た時分から「パソコンは終ったのか?」などと考えていた“のーびす”が間違っていた、のか?パソコンは今なお熱い、のか?

さて、“のーびす”の話、当たるか外れるか?個人の限界をつくづく感じる昨今である。

補足

画像のコピーライトはGIGA-BYTEです。

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