ようこそ「“のーびす”の日記」へ

“のーびす”の日記に訪問いただき有難うございます。こちらのブログは“のーびす”のコンピューターに関する情報収集の度合いを披露するためのものです。その為情報に誤りが多いものとなっていますのでその旨ご了承の上ご覧ください。

日曜日, 11月 11, 2007

MS-DOSの教えはどこに行った

「クラウドのためのOS」が必要――バルマー氏と開発者がソフトの未来を語る

ふーん、クラウドのためのOSかぁ。なんか雲をつかむような話だなぁ。クレームもあるんだけれど、まぁ、それはとりあえず置いておこう。

問題は記事の後半部分。きわめてはちょってあるので何をどう話したのかわからないが、バルマー氏の偏見度合いだけはつかめた。開発者の事をみんなクラッカーとみなしている、そんな印象を持ってしまった。そりゃ世の中いろんな人間があるから油断大敵というのはミッションクリティカルな領域に踏み込もうというマイクロソフトが用心深くしているのはわからないでもない。でも大部分の技術者はそこまで暇ではない。自分の必要な部分の情報さえ得れればそれ以上のことは追っかけない。いちいちクラッキングしているそんな暇無い。確かにOSの勉強をしたい、その為に内部を知りたい、そういうユーザーがいることも否定できない。今、Linuxと言うものがあって、そちらから勉強ができるからいちいちVISTAをOS勉強目的でクラックするバカはいないだろう、いやいたりして。世の中わからない。話がそれつつある。

例えば現在この文章を書いているのはWinXPです。なんと“のーびす”、けちつけまくっている割には使っているOSはWindowsなのだ。ことほどさようにWindowsは空気になりつつある。その空気の品質に対してクレームが起きている事に関して気がついて欲しいのだ。ああ、もう話がそれている。

こうやって文章を書いている際にどういうメカニズムで内部が動作しているのかが全くつかめないのが困るのだ。はっきり言ってNT形だとリモートでプログラムを実行可能だし、どういうプロセスでプログラムが動いているのかがわからない。アプリケーションがたった一つしか動かしていないのにプロセスが81個も動いている。タスクトレイは勿論ずらーっとアイコンが並んでいる。で、何かが起きる。当然タスクトレイで動いているプロセスを止めてくださいと来る。当然。ところがこれの止め方がわからない。“のーびす”全部とめたつもりでもプログラムは「まだ動いています、とめてください」と来る。仕方がないので買ったのにインストールできないアプリがある。「サポートに電話してください」電話中です。「メールを送ってください」フォームを埋めるのに1時間かかってしまう。おいらそんな暇じゃない!!

NT系はパソコンを使う一般ユーザーではとてもエラーをトラック出来ない。あるいは一般ユーザーにアドミニストレーショナブルなOSではないとも言える、そのように思っている。OSのメンテナンスが仕事なら耐えて見せよう。そうじゃないのだ。一般ユーザーはワープロ打ったり表計算したりメールよんだりWEBみたりetcetc、アプリケーションを使うのが仕事なのである。でも、パソコンは1台に一つOSが乗っている。OSの管理もしなくちゃいけないのだ、したくないのに。その際に管理がここまで複雑化していただいては困るのだ。で、サポートと言う他人の都合任せになってしまっては困るのである。

話がそれてしまうが。昔の“のーびす”は確かにいろんなOSを使っていた。これは使う羽目に陥ってしまったのもあるし、OSの勉強もしたかったというのもあるし、当時流行だったGUIを勉強したかったというのもある。ただしいずれも実装の仕方を勉強したかったのであり、クラックする事が目的だったのではない。こっちゃひねりつぶそうと思われたら一ひねりでつぶれちまう小市民なんだ。でもそんな風に見られていたな。確かに卒論作成の際にBIOSに手を入れるという荒業もやったが、あれは卒論作成に実際必要だったのだ。第一、CP/MのBIOSはユーザーがカスタマイズして使うもんなんだ、あれは。話がそれた。でも今、こういうのはよっぽどの例外だ。大部分のユーザーがそんなこと全然気にならないのである。それほどパソコンは普及してしまった。

ユーザー・セルフ・アドマイアビリティをもっと考えていただきたい、バルマーCEO。

ああ、またやってしまった。
キジも鳴かずば撃たれない。
キジも鳴かずば撃たれない。
何でこんな余計な事を書いてしまうんだ。

火曜日, 11月 06, 2007

DELLがやってきた!!

Dell、IPO を申請して間もない EqualLogic を買収へ

きた!!DELLがきた。これは本気だ。成功するか否か?そしてミッションクリティカルの分野まで攻め入ろうとしているのだろうか?

LinuxはWindows Serverにシェアを奪われているのか?その後

Linuxサーバ売り上げ低下の真相

なる記事を見る。なるほど、と思う一方「プロのジャーナリストの仕事はさすが」と思わされた。

参りました。

金曜日, 11月 02, 2007

ハードとソフトの境界点の話のつもりが…

ドライバはハードやソフト屋、どっちが作るかという事を一晩考えた結果、ハード屋さんにしてみれば「ソフトなんてあんなうすぼんやりとしてはっきりしないものを作ったられるか」という事になってくるだろう。これは多分に彼のソフトウエアスキルの低さに起因するのだけど、それが悪いって言っちゃソフト制作の側にも「ハードなんてあんな融通の効かないもの、タッチできるか」なんて言葉が返ってきそうだからお互い様だろう。

なのでドライバソフトはソフト側が作るものになってくる。でも、作る人はある程度ハードウエアスキルを持った人、しかもドライバソフトの書ける人になるからそこいら辺からプロファイリングしていくとソフトはエキスパート、勢いあまってハードの事も知っている、シニアプログラマかシステムエンジニア、ある程度偉い人という事になってしまう。これは日本の得意としてきた縦割りの考え方には反するものだろう。そうだけれどペーペーのプログラマにハードの事やれといってもわからないだろうし、いやだろう。いやな事は嫌いになるだろう。だとすればやっぱり熟練者、という事になってしまうのでは?人間額に汗。えらくなったからって楽できると思ったら大間違い。常に努力が必要なのだと思う。ドライバなんてものの書けるえらい人。いいじゃないか。

さて、偉い人といってもその年齢を下げる努力も進めなくちゃならない。その為にはハード側とソフト側の意思疎通が必要。その為には最初は偉い人同士でいいから何らかの意思疎通、話し合える場を作らなければならない。で、その場には常に次の世代、その次の世代、あるいはそういうことに興味を持っているものを立ち合わせねばならない。そうする事によって共通認識を持てるようにしなければならない。あるいはお互い意思疎通のできる共通言語を作らなければならない、のだろう。

今まではこれを会話スキルと高い教育に頼ってきた。ある事業所に場所を集中する事によって成立させてきた。話し合いの場を持つ事によって成立させてきた。さて、これからはどうなるのだろう?この分野の需要がますます高まる中、おちおち会議なんてしていられない。そういうことになりかねないのではないのか?そうなってくるとそこはITの独壇場になってくる。どんなものが必要か?電子掲示板、wikiなどが連結したシステムが必要だろう。こう言ったツールを作る事によって共通言語の開発を心がけるようにしなければならなくなってくるだろう。一度こういうものが出来てしまえば後はネットワークを通じて離れた事業所の間とでも共同作業が出来るだろう。海を越えて外国の事業所でもできるようになるだろう。そういったシステムに育て上げる事を目指したい。

そんなツールできるのか?“のーびす”は一つの例としてWikipediaを挙げたい。Wiki、BBS、そのほかが複雑に交じり合って一つのものを作り上げていく。いい参考例になっていると思う。残念ながら日本語版はいろいろな理由からうまく機能していないように思われる。これはシステムの導入だけが行われてルール、マナー、うまくいえないがそういった運用面のノウハウが導入されていないせいではないかと思う。

Wikipedia側はボランティアが足りない事を理由にされるかもしれない。だが、今の状態を見るとユーザーも一般協力者もボランティアとも自分のことを好き勝手にやっているだけのばらばらの組織が見えてくる。各レベルに何が求められているのかがはっきりしない。ボランティアは忙殺されている、一般協力者は好き勝手に書き込んでいる、ユーザーは内容の信頼性に疑問を持ってあまりあてにしていない。これでは何れ立ち消えていくだろう。これはWikipediaにかかわるすべての人、これはちょろっと見るだけの人も含まれる、の教育の程度の低さによっているのではないかと思っている。これが“のーびす”の言う運用面のノウハウが導入されていないとする部分だ。

たががインターネット上の一プロジェクトと侮る事無かれ。みんなが集まって何か一つのものを作り上げるというのは民主主義の根本である。これがまともに出来ないのはその言語版に携わる人の民意の低さ、民主主義の根付き方の浅さが見事に反映しているのではないか?しかもこれはインターネットですべての国から監視されている。日本という国は試されているのである。

こんなことを言うと「日本語版など作るから悪いのだ」という人間がいるかもしれない。これはすなわち「民主主義など導入するから悪い」と言っているに等しい。

皮肉な事にWikipedia、に限らず日本のIT、は一部の人間の荒らしによってうまく機能しなくなっている。これはあたかも日本の民主主義において民意が一部の団体の、なんだろう?それこそ荒らし、によってまともに形成されていない事の縮図になっている。

Wikipediaのような民意の集合体は国力でなされるものではない。民主主義でなされるものだ。民主主義が動いていない国であのようなものがうまく動くのだろうか?

木曜日, 11月 01, 2007

体験談を少し

神様にもいろいろいる。“のーびす”を操る奴もいれば、命令する奴もいる。で、後者が

「わらわはメカトロニクスのプログラマの話を所望する」

ときたもんだから、こっちは

「へへー」

とひれ伏すしかない。とてもカリキュラムを作れるほどの経験が無いのでいろいろな体験談でごまかしてしまおう。

*リレーショナルデータベース
Paradox for Windowsを触っただけ。それでも十分。テーブルやキーやらリンクやらだいたいわかってしまった。今だったらAccessやBaseで十分だろう。あれで何か(住所録とか)一発作ればリレーショナルデータベースは卒業。

*SQL
とりあえず勉強したのだがとても覚えられない。現在某所で使っているMySQLはphpMyAdminのお世話になっている。MySQL以外でも使えないのだろうか?

*Access
聞いた話ではテーブル書いてキー指定してリレーションを指定したらSQLのソースを吐き出すそうだが本当だろうか?

以上、TwitterでSQLの話されたんでおまけ。さて、ソフトからハードをたたく話、始まり始まり。

*まず最初に
“のーびす”のコンピューター体験はプログラム電卓に始まる。なのでハードを作る話無しにいきなりソフトウエアに手を染めた。結果、ハードに遠くなってしまった。もっとも、ハードと言うかエレクトロニクスにあまり興味がもてなかったと言う理由もあるのだが。

*LKIT16
初めて触ったマイコン評価ボード。倍長加減算のサブルーチンを作っただけで終ってしまったのでハードの体験とは言いがたい。

*MZ80
初めて触ったパソコン。メモリ増設と倍クロック改造はやったのだが、基本的に怖くてハード改造は出来ず。I/Oボックスは高かったし、マイコンとしては使っていない。完全にパソコン。

*BASIC
MZ80に標準で搭載されていた、プログラム言語。これを使ってモニタプログラム(簡易デバッガ)を入力した。雑誌の言うとおりにやっただけだからたいした事はやってない。

*言語
アセンブラ、Forth、えーっと、他なんだっけ?MZはROMがほとんど無くてテープからブートするシステムだったから雑誌に載ってるプログラム言語はかなり入れた。言語マニアになる。

*Z80 PIO/SIO
MZをかって最初に買ったのが機械語とZ80ファミリLSIのマニュアル。ただしMZには搭載されていない事を買った後で知る。もっとも、I/Oのたたき方は座学だったがこれで勉強した。「ああ、ここに命令を書き込んで、ここからデータの読み書きをして。ほうほうほう、メモリと同じだなこりゃ。」てなぐあい。

*機械語
ブートROMに内蔵されてたシステムコールを呼ぶようなプログラムばかり。結果としてI/Oをたたくような事はしていなかった。何の為の機械語やら。

*PEEK、POKE
BASICの予約語。これでI/Oをたたいたのが最初だったはず。キーコードが読めたり画面に文字が表示されたり、そんな程度だけど。たぶん雑誌に載っていたゲームプログラムかなんかにコードが載っていたのでは。

*マイ・コンピューター3部作
安田寿明先生がブルーバックスに残された名著。これでハードの話はだいたいわかってしまったような気分になっていた。コンピュータがCPU、メモリ、I/Oからなる事、バス、SRAMへのダイレクトDMAはこれから学んだ。コンピュータの基本だと思う。

*マルチタスクOS
だいたいこんなところ。たいしたことのない経験だけど、これでだいたいの事はわかった、DOSまでは!!マルチタスクOSでは排他制御が必要と言う事がわかってますますシステムコールレベルのプログラムに終始する。

*MMU
ページフォルトで割り込みがかかって、下手な事をするとコア吐いてOSが落っこちるようになってきてますますシステム(ry

*ASIO
オーディオインターフェース。マルチタスクOSでドライバが直にポートをたたく不届きな規格。コア吐いたらどうするんだ!!

*VMS
DEC社VAXのOS。DEC社のセミナーでシステムプログラムを学ぶ。これが“のーびす”のマルチタスクOSの初体験?でもI/Oとは程遠かった。ぜーんぶシステムコール。メモリ共有もパイプも。

*unix
大学4年の頃には“のーびす”も知る有名人。「先生、ワークステーション買いましょ!!」「馬鹿者!!何に使う!!」

*CP/M
大学4年の時にはじめて触ったはじめてのOS。BIOS、BDOS、CCPの3階層は後のシステム理解に大きな影響を及ぼす事となる。後F80からポートをたたき、ラムディスクを使い、オーバーレイを学び、まー、勉強になりました。

*COREシステム
ICEメーカではない。ワイヤーフレーム3次元グラフィックライブラリ。某国立大学のメインフレームからソースを取ってきてこれをCP/Mの上で走らせたのがとりあえず自慢。でも肝心な部分はほとんどノータッチ。マイクロプロセッサの未来を感じさせた事件。

*68020
「主任、68020ってVAX並みの速さなんですね」「バカ、VAXとマイコンじゃ格が違うだろう」。会社を辞める遠因になる。

*CCP/M
とりあえず一番最初に触ったマルチタスク・リアルタイムOS。

*某パソコン
Cでプログラムを開発する事になって“のーびす”がグラフィック周りの調査を担当する。ところが調査プログラムが落ちる。何度見ても間違いが無い。結局主任の作ったライブラリにバグがあった事が判明。「動的変数なんか使うからこんな事になるんだ。これだからマイコン少年は!!」。会社を辞める遠因になる。

*もう一度unix
「unixってすごいよね」「あんなOSなんの役に立つ」。後に機器制御に使えないと言う意味と理解する。移植性の高さから推察して割り込みを使わないでポーリングでI/Oを管理してるのだと憶測していた。でも「make使いたい!!m4使いたい!!yacc使いたい!!lex使いたい!!」恋心は募るばかり。

*HP-UX
「HPがカーネルに手を入れてリアルタイム対応になっています」。客の前でえらそうにしゃべっていたが、後で考えると確証の無かった事に気がつく(でもあってると思います)。unixのいろはからカーネルコンフィグ、そのほかいろいろと思い出深いOS。勉強になりました。

*HP-UXシステムプログラミング
それにしてもカーネルいじくってそれでシステムプログラムがあんなにunixと互換があるなんて。

*Linux
個人でunixを使う事が出来るようになったかと感慨にふけった。ただし、仕事じゃないからあまり使い込まなかった。カーネルコンフィグしたことなし。人間強いられないと怠ける?年をとった?

あああ、メカトロから離れている。ネギトロ怖い。やっぱりメカトロからあまりに私は遠い。気を取り直して。

システム開発でハードウエア担当とソフトウエア担当に分けるためには残念ながらハードウエア担当がシステムコール相当の切り口を用意する事が必要だと思う。そうすればそれこそ機械室勤務のプログラマ、パソコンのプログラマでも機器制御のプログラムが書ける。

じゃあ、ハードウエア担当が純ハードウエア担当とシステムコール担当とに分けるには?それはちょっと無理。システムコールはOSが管理しなくちゃいけないだろう。ドライバはハードウエア担当が作るか仕様書を作るか。ハードウエア担当がどこかでソフトウエアを作らなくてはいけなくなってくる。一方システムコールを作るためにはどこかでOSを作らなくてはいけなくなってくる。カーネルじゃなくってOS。なかなかきついものがある。

あたまぱーん。今日はもうおしまい。

コンピュータ・リテラシーって言うけど何するねん?



いやはや、民主党小沢党首というのは分かりにくい人だ。マスコミへの露出が小泉元総理みたいに多くない、というより露出が無い人なので記者会見で述べる事が「いきなり何を!!」って感じになってしまう。で何を考えているのかわからない、何かよからぬことを考えているのではないか?となってしまう。そんなこんなで小沢が何を考えているかを自分で語った言葉を読んでみたかったのだ。有名なのは細川連立政権の頃に出した「日本改造計画」(改造だって、まあ物騒な)だが本屋を探していたらもう少し最近に書かれたこの本に出会った。家ではパソコンを触ってしまうので喫茶店で読破してしまった。約1時間半。わかった事は「記者を集めてちょろっと話をする程度では語りつくせない思いがある人だ」って事。何かだまされたのかな?

いや、本の紹介や小沢の宣伝が目的ではない。「POS機のOS」でコンピューター・リテラシーが必要といったけど、そんな抽象的なことを言っているようじゃ大向こうは納得しないと思ったのでちょっと私案を披露しようというわけだ。

でも、大学は「学問の府」、自ら問いかけて学ぶところだから大学がどうこうするような所じゃないと思っているのでパス。企業は各企業の思惑があるでしょう。“のーびす”の口出しするような事じゃないでしょう。

問題はそれ以前。で読み書きそろばんだから義務教育、高等学校でのコンピューターに関した学習をどうするかという事になってくる。何をするか?

どこで何を教えるかはさすがにわからないのでごめんなさい。順番に。

まず、コンピュータを使う事からはじめる。使うといってもワードやエクセルの資格を採るなんてのはやる必要が無い。専門学校に任せよう。電源の入り切りからプログラムの起動の仕方、プログラムの使い方を学ぶ。第一段階としてはそれこそゲーム機でいいだろう。その次にコンピュータ。ここで気をつけたいのが特定のソフトウエア/ハードウエアのエキスパートではなく、ざっくりした使い方を学ばせる事。Windows、Linux(GNOME、KDE、コンソール、そのほか)、出来たらMacも触ってもらいたいけどハードが変わっちゃうからそこでコストが発生する。どうしたものか?アップル・ジャパンにがんばってもらいたいところ。某有名私大付属に寄付なんてのはいかが?で、新しい機械を触ってもあわてないようにする事。ワープロもワードだけじゃなくOOOやらLotusやらを次々使う。で、それらのソフトウエアに共通した使い方を身につけさせる。

使い方編はそこらまで。その先はソフトウエアの概略を学ぶ。ソフトウエアもプログラミングに始まってその際にシステムコールの利用の仕方を勉強する。Hello World!!で十分。で、システムコールを切り口にOSに踏み込んでいく。そこらまでやればなんとなくプログラムが判ったような気になってくる。コンピューターの概略が見えてくる。そこでコンピューターの構造の概略を説明する。CPU、メモリー、I/Oだけで十分。

ここまで来ればいっちょ前だろう。ここから先は個人に任せたほうがいいだろう。もっと詳しく知りたいもの、私には向いていないと思うもの、いろいろいるだろう、文系理系があるのだから。

ロボットが見事に欠落している。でもソフトでロボット言語ってな物があるからあれで十分なのでは?案外システムコールレベルのプログラムが出来れば機器制御は簡単に出来るようになる。ハードウエアというのならエレクトロニクスの分野の話になってしまうからまた別の知識が必要になってしまうのでコンピュータ・リテラシから外れてしまう。でも、I/Oのポートのたたき方を知る必要があるか?これはコンピュータの構造の概略で見えてくる。何でもかんでも勉強するのはおかしい。で、ここまでにしておくとハード設計の際に何が必要かが分かってもらえるだろう。

一気にここまで書いてしまった。疲れた。ふむ、自分の体験がきつく反映されたものになってしまった。まさに私案。採用してなんかあったら知らないよ。

POS機のOS

「これもWindowsなんですよ」

喫茶店の店長さんが僕にそう言ってくれた。

いままでずーっと「何でWindows?」と思っていた事の一つの答えがここにあった。POS機がWindowsならPOS機からのデータをまとめるサーバーのOSも必然的にWindows Serverになってしまう。

ありゃりゃ、デスクトップOSなんてどうでもいいんだ。POS機が重要なんだ。Linuxがんばれ。

でもPOS機やレジになんでWindowsNTを使うか?そりゃマルチタスクだし、程度リアルタイムだしライブラリはそろっているし。おんぶに抱っことはこのことだよね。プログラマも文句をいいにくくなるだろうし。

そう言えば組み込みシステムのプログラマをやってた時“のーびす”不平たらたらプログラム作ってたもん。「何でこんなに何から何までゼロから作らんと行かんのか?」「何で割り込み処理のスケジューリングを考慮しながらアプリケーションプログラムを作らんといかんねん?」「何でプログラムを作るのにいちいちシステム全体のソースコードを読まないとあかんねん?」。結果、もーやってる事はでっち上げ。なんでもいいから出来たらいい。ROMに焼いたらもう知らん。後は野となれ山となれ。首切られるのはこんなシステムで開発しろといったボスだ俺じゃない。

ひでぇプログラマ!!

でも、あの時代だからROMに焼ける程度のシステムだからまだいい。今やディスクアクセスしないといけない、通信はしないといけない、センサーを処理しなければならない。勿論キーの入力、画面の表示。しゃれにならない。で、プロプライエタリじゃなくっちゃならない。

急成長したデジタル家電(POS機は家電じゃないが)はマイクロソフトに支えられている、ってか?それはそれで悲しい。

でもなんでNTなんだ、CEで無く?まぁCEだったらプログラマの不満はおさまらんだろうな。でもそれはOSの問題じゃなくってプログラマの作業環境の問題だと思うぞ。

じゃあどうすれば作業環境の不満が取れるか?そりゃーレジ一台作るごとにプロジェクト立ち上げて、ライブラリ作って、ハードウエアプラットフォーム作って、初めに汗かいて、後の連中は楽できる(かな?プロジェクト解散になってるからそれはそれで大変だろ浮けど)ようにする事かな?

ふむ、でもプロジェクト立ち上げても集まった人間がずぶの素人じゃどうにもならないな。その為にはLinuxを使って、inittabを見てブートシーケンスを勉強し、manコマンドを頼りに各デーモンが何をしているか調べ、必要とあればソースを見て(いや、これはよく分からない)、で考える「何でこんな風になっているんか?」。でそういう事を日頃して、コンピュータに関しての知識を蓄える事が必要だな。誰かが言っていた「コンピューター・リテラシー」。そんな風にシステム分析しないといけない。「何のためのLinuxか」を。いや、実はUNIXなんだけどね、勉強してるのは。ついでにリアルタイムカーネル。

そういう意味ではWindowsはちょっと勉強が出来ない。それがつらい。ブートシーケンスを勉強しようとしたら大変だし、全体が堅固に密着しているから階層化なんて事は身につかないし。組み込みいかんを問わずコンピュータシステムの技術者を育成するにはつらすぎる。

別にマイクロソフトに根幹握られる事自体は大した問題じゃない。そんな風に弱み握り合いながら社会は成り立っている。まあ、“のーびす”は弱みとは思っていない。得意な事、不得意な事がいろいろあるのが世の中というもの。ああ、話がそれた。

ただ、猫も杓子もマイクロソフトじゃ企業間競争においてアドバンテージを作る事が出来ないのでは?まぁ右に習えの日本のやり方ならそれでいいのかもしれない、なんて諦めが早すぎと思うのだが。

プラットフォームというのはシステムの階層化の一部なのだが、いきなり全体に取り組むのでは無く、わかりやすい単位に分けて取り組むのはわかりやすいやり方だ。特にこれだけシステムが複雑になってしまうと理解していくのは大変だ。プラットフォームを利用する技術、プラットフォームに左右されない技術、プラットフォームを作り出す技術、そんなレベルの技術を技術者は身につけるように努力して欲しいし、つけられるように企業は配慮して欲しいのだ。それにしてはこの日本の情報の少ない事。企業でどれだけの知識を身につけることが出来ているんだろうか?

某企業はシステムインテグレーション部門を設置している。あれは一つのコンピュータシステムの構築の勉強としてはうまいやりかただ。で、プロジェクトが立ち上がったら「集まれー」。遊軍があるのならいいだろう。遊軍の面子は大変だろうが。

ふむ、企業で使うOA用途ならLinuxでもいいかもしれない。で、暇な時にinittab。これならシステム管理部門やワープロを使う両方から文句も言われまい。CIMまで行くとつらい物があるかもしれない。CADAMやAutoCadないもんね。

で、こんな事をするとマイクロソフトが文句を言う?目に余るようならUSの独禁法で訴えなさい。

Linux支持なのかWindows支持なのか?

Ubuntu Linuxが注目される理由

なる書き込みを見る。中身は新参Linux、Ubuntuの紹介記事でその方面の人にしか知られていないディストリビューションをその特徴を中心に記述した記事。

踏む踏むと思って読み進むと気になる記述に出会った。「デスクトップOSとして現実的な選択肢のとなるか?」の節。

いろいろとLinuxのことはよく分かっているようにいろいろな例を挙げているが結局は「Windowsに戻るたびに感じるのはOSを取り巻く環境まで含めたその品質の高さだ」という事に結論を持ってくる。

そして、Linuxは相変わらず限定された用途にのみ使われるとしてこの文章をくくっている(本文では具体的な例が提示している)。

さて、デスクトップOSの品質とはなんだ?そこに対しての論評が抜けている。ちゃんと動く事か?Linuxでもハードウエアを選べばちゃんと動く。OSをアップデートしてもちゃんと動く事か?Vistaサポートのハードウエア、ソフトウエアが今なお少ないWindowsはどうなるのか?自由度の高さか?普通に使っている分にはGNOMEのメニューが飛ぶ事など無い。

もっといいたいことはいろいろあるが、こんな記事が出てくる事自体がWindowsの危機をに如実に示しているように思えてくる。そんなに危機感を持たずともあれだけのアプリケーションが走るのだから安泰と思うのだ。あ、XPでは。

一体マイクロソフトは何をしているのだろう?

水曜日, 10月 31, 2007

カスタマイズに対する恐怖心

ブログ、「えむもじら」にて

ブックマークツールバーを自動的に隠す

なる記事を見つける。コンピュータならカスタマイズが当然。そう思っていた“のーびす”が最初に出会った障害がWindowsだった。

雑誌で見かける「Windowsカスタマイズ法」に従ってレジストリをいじくったのがWindows95の頃。ところが98をインストールした時それが原因で区別のつきにくいファイル名が作られてしまった経験がある。

「ああ、こんな事をする会社があるんだ…」

それ以来カスタマイズにはやたら慎重になってしまった。Windowsはカスタマイズが極めてやりにくい。その手順が公開されていないためだ。またカスタマイズの手法が発覚するとそれをつぶすような更新を行う。

コンピュータ雑誌も激減した。おかげで、と言うのか基本的なコンピュータの仕組みが全くわからなくなってしまった。カスタマイズをするのも情報不足の中ではHackなのかClackなのかが全然わからない。勢い慎重になってしまう。

いま、カスタマイズ情報に関して、行うべきかやめておくべきか、となった時、やめておこう、と言う判断を勢い下しやすくなっている自分に気がつき、蒼然とする。

LinuxはWindows Serverにシェアを奪われているのか?

Windows Serverにシェアを奪われるLinux

という記事が目を引いた。

「へ?そういうもんかいねぇ?」と思って統計データのでもとのIDCのサイトをのぞきに行く。

英語英語英語、英語だらけ。英語まるでダメの人間にとっては苦行以外の何者でもない。ちょっと見ただけではわからないので上のサーチボックスにキーワードを入れてサーチしてみる。

ダメ。4000件以上出て来た。仕方がないのでぐぐる事にする。

出ない。Worldwideならひっかかったが上記記事にある米国は見当たらない。

おかしいなぁ、と記事の原文を参照することに。

日本語訳から相当する部分の英文を参照するけど「これこれこれこれの調査」といったIDCのレポートです、といった記述は見られない。とりあえずのキーワードを取り出して検索するとさっきのぐぐった結果と同じ。これ以上わからないのでとりあえずWorldwideの項目を参照しようとする。

だめ、Powerpoint持っていない。見ることが出来ない。

この記事の真偽を確認しようとするとマイクロソフトに売り上げの面で貢献しないといけなくなる。記事検証の手段が無いわけだ。

まるでマスコミが頼りにならない事を肌で感じてしまった出来事です。

補足

ついでに、と思ってスクリプト言語のPHPのサイトを見に行く。なんと!!バイナリーはWindows版しか無い!!

ふーん、Linuxも努力して現在の地位を築いているんだなぁ、と思った出来事です。

パソコンの動向おまけ

FreeDosに関しては各々調べてください。ぐぐれるし日本版Wikipediaにものっているし。で、FD(FreeDosの略)32ってなんだありゃ?FDにDPMIサーバを足したのと違うのか?読むとなんかDPMIアプリが高速に動くとか何とか、FDから呼ばれるとかあったけど、“のーびす”の乏しい英語力ではこれが限界。

で、DELLのことを早いと書いたが、サポートしないフリーのもの(LinuxのRedHatのようなものはFDにはまだ無い)を製品につけて売って「さあこれで動かせ」ってのは商売としては取説をつけないで機械を売るに等しいわけだからあこぎな商売になってしまう部分がある。いいのかDELL?

グローバリゼーションなんて言葉を聞きたくない人たちもいるだろう。多分日本ではUNIXのグローバリゼーション化で苦しんでいるところがあるはず。なんせAppleがUNIX系のOS Xでグローバリゼーション化を実現してしまった以上は本家UNIXでも実現せねばならない。文字コードはUTF-8になるのだろうか(素人“のーびす”が考えると)。一番問題になりそうなのはファイル名。実は“のーびす”これで痛い目にあっている。

“のーびす”の日記(元祖)で使っているのはご存知MovableType。日本語化パッチが出てしばらくした頃に知って設置を決意。当時出ていたガイド本に従って日本語化を行って設置しましたUTF-8。しばらくして気がつくMovableTypeからとFTPから見るファイル名が異なっている事に、しかも両方とも文字化け。だれだUTF-8なんかでインストールしろなんていった奴は!!訴えてやりたいぐらいに怒っている、今なお。

それがなされてからなのかな、FDのグローバリゼーション化は?先の話。でも先を見越して準備を進めているところがあるのだろう。うーむ、大変。

火曜日, 10月 30, 2007

パソコンの動向

増加増加できていたPC/AT互換機(といえるのか?)をはじめとしたパソコン。でも、“のーびす”は飽和するときのことを考え始めた。それは100ドルコンピューターの話を聞いたから。はじめはPC/AT互換機を人件費の安い国で作るぐらいに考えていた。その考えを改めたのは任天堂のWiiの出現。300ドルであのユーザーインターフェースがついてインターネットアクセスが出来る。その事実は「こういった機能で大部分のPCニーズを満たしてしまう」事を気がつかせてしまった。

そうこうしている内に聞こえ出したのがOLPCの話。OSになんとLinuxを使うこのパソコンは“のーびす”に「オーバースペックのOSではないのか?もっと軽いOSを使って軽快な動作を目指すべきなのか?もっとわかりやすいOSを使って教育目的にも役立たせる必要があるのではないか?」と思わせた。それは後に「一度味わった贅沢(マルチメディア)の味は忘れられない」事で考えを改める事となる。それの駄目押しはClassmate PCでXP(だったっけVISTAだったっけ?)が採用されている事で駄目押しされることとなる。

今思っている事は以下の通り。
  1. Firefoxが走る事。
  2. RealPlayerが走る事。
  3. それらがDOS(ぐらいの軽くてわかりやすいOS)上で走る事。
DOSを馬鹿にしてはいけない。IBMは今なおPC-DOSを販売しているし、FreeDosなるOSも出現している。DELLは早速プリインストールモデルでFreeDos搭載モデルを発表している。残念ながら日本語化はまだ。「V-Textをインストールすれば?」という声が聞こえてくるが、どうもそれほど簡単な事ではなさそうである。それはFreeDos上でGUIを実現しているOpenGEMなるものの存在があるため。それの日本語化が全く進んでいない。もうちょっと正確な事を言えばグローバリゼーションかがまだなされていない。DOSはどうするかわからないが、何れにしろGUIを実現するプラットフォームが無い事にはFireFoxを走らせる事は困難を極めるだろう。

同様にマルチメディアを実現するプラットフォームが無い事にはRealPlayerは走らないだろう。でもそこいらへんはDOOM2を見ればわかるけど実現自体は難しく無いだろうと思っている。実装は大変だろうと思うけど。

Macは?OS Xが出て来た時点でiMacをはじめとするPCは役目を終ったと思っている。で、PowerMacとXserver以外は存在意義を失うのでは?と思っているのだ。OS Xはどう考えてもワークステーション用のOSで、Windowsで言うところのNTになってしまう。Mac OS 9まではパソコン用のOS、それもよく出来た、って感じだったのに。だが、そうするとiPodはどうなるという事になってくる。ただ、iTuneのためにOS Xはオーバースペック。またアップルから「コンピューター」の名前が消えたのが気になる。

WindowsはVistaの騒ぎでもう見えた、って感じだ。その前に2000でNTベースに変わってしまった時点でパソコンじゃなくなってしまった。難しくてとても個人所有のパソコン用にしては難しく過ぎてとても管理できない。トラブルがあった債に一切手が打てなくなってしまう。実際「インストールしなおしてください」というのがレスポンスセンターからの回答だった。皮肉な事にOS Xで同じ事態が起こっているみたいだ。Macワークステーション化を強化してしまう事態になってしまう事実だ。話がごっちゃになっている。

そんな動向がなおの事100ドルコンピューターに“のーびす”を向かせる事になった。

じゃあ、WinやMacがなぜあんなOSになってしまったか?あれは日本の携帯電話がその原因だと思っている。リアルタイムOSを使って低廉なハードウエアを遣って複雑な処理を実現しているのを見て「こりゃいける」と思ったのか?iPhoneでOS Xを使っているらしいが、どーせ2足3文のハードなんだろうな、ありゃ。おんなじことをMSもするのだろう。MS mobileってOSがどうなっているのか気になる。

同様の話がもう一つある。CELLプロセッサのあおりを食らってAMDやインテルがGPU内蔵のCPUを出す事になった事。AMDはCELLプロセッサの実態(“のーびす”はCELLを8コアのハイパー・スレッディングのCPUと読んだ)を知ったのかなんなのか、GPUはどうでもいいって感じになっている(その代わり8コアのCPUを出すとの話が出て来た!!)が、インテルはHavokを買収したりしているところを見るとへんな勢いがついているみたい。HPマニアの私としてはx86はどうでもいいからItaniumはちゃんと作ってくれ!!って感じ。大丈夫かね、あそこ。

ああ、公開できなくなった。

個人の力でできる事なんてたかが知れだから公開しても問題が少ないと思うのだけど、さて、情報として発信できるかというと情報の体裁をなしていないのでそんなものを公開するとなんか申し訳ないって気分で一杯になりそう。ちゃんとまとめられたらいいのだが、そういったステートに無いみたいだ。さて、どうするべきか。

公開見送ろう。

公開できない事ばっかり書いてどうしようというのだろう?自分の力で考えていた時は自分の作ったものばかりだったから間違いの無い事ばかりだったけれど、人から聞いたことが大部分を占めているこんな文章、どこに間違いがあるかわかったものじゃない。人にお聞かせするなんてとてもとても。よっぽど親しい人に話するならともかくも。でもソ○プの姉ちゃんにならついついしてしまうんだろうな。だったら素人の文章だという事で公開してもかまわないのかな?

公開しようかな?

文章が不出来なだけで、人様にお見せできる文章というわけでないだけなので、フォーマルじゃない席で“のーびす”がしそうな話なんだな。でもフォーマルで無い席、例えば酒席ってもこんな話でくだ巻かれたら相手は酒席もへったくれも無いんだけれど。

実際“のーびす”の日記っていい加減をモットーとしているんだし。

公開!!あとはしーらないっと。

土曜日, 10月 20, 2007

hpが200ドルパソコン?

今日、雑誌を見ていたら広告に4万のパソコン、キャッシュバック2万円などと言う広告が出ていた。Mac miniみたいなパソコンじゃない。ミドルタワー型のパソコンなのだ。OSがついていたかどうかの確認を怠ったのが痛いが、なに、FreeのOSなんてはいて捨てるほどある。十分使い物になるだろう。ああ、逆に言えばOSのサポートがないからその値段で出せたのかな?そうだとしたらhpさん、やるねぇと言う気分になるのと同時に100ドルパソコン待った無しって状況も見えてきた。

でも、気になるのは日本の家電メーカーのおとなしさ。アラン・ケイが「ダイナ・ブックを作るのは日本の家電メーカー?」なんていっていたのが夢のようである。Wiiだって家電メーカーじゃないしね。

マイクロソフトに“喝!”

いまでも思うのがWindowsNTの系列OSをなぜクライアントOSにしたのか?OS/2の実例があるから問題無しと思ったのかもしれないが、現在のインプリメンテーションは非常に問題ありと思う。DOSと OS/2と95からMEまでのWinDOS(おまけに入れるならDeskView)は基本的にユーザーアカウントのないOSだった。これは「PCは個人が所有するパソコンであって、WSとは違う」と言う考え方に基づいてのものだった。そういう前提があったのにもかかわらず、いきなりXPでアカ ウントが採用されるようなことになった。WinNTをはじめとするサーバーOSはアカウントを必要とするOSだからあって当然なんだけど、クライアント OSを使い始めるのにユーザー名を入れるのはどうか?おかげでアドミンじゃないと動かないアプリケーションが続出。その問題がシンクライアントにも影響し ている。次のクライアントWindowsは是非アカウントを撤廃してもらいたいものだ。どうもマイクロソフトのやり方には「資産」と言う考え方が欠落して いるように思える。また、何かに流されているだけのように見える。やりかたを猛省してもらいたい。

次に来るもの(パソコン?)

前記のZonbu PCの件もそうだけど、100ドルコンピューターに注目している。単に低廉なPCではなくって、って部分が面白い。

H/Wはまだいい。どうでもいい。S/W、OSはどうするって部分も大きな問題。Webブラウザだけでも結構なマルチメディア性が必要。Windows VISTAぐらいの性能が必要なのだけど、果たしてWin VISTAでいいのか?ってのが大きな問題。これはWinXPならいいのか、って問題じゃないし、Linuxならいいのかって言うような問題でもない。なかなかむつかしそう。“のーびす”資料集めの最中。こういうのっておもろい。

シンクライアントって何?

結論から書こう。決まった規格はまだ何もない。まだいくつか乱立しているような状態。システム設計の一環として用いられるキーワードと思ったほうがよさそう。“のーびす”の見たhpのカタログにたまたま描かれていただけで早とちりしてしまったらしい。

水曜日, 10月 03, 2007

Zonbu PCはPC2.0の夢を見るか?

http://i.impressrd.jp/e/2007/10/02/157

次のPCはシンクライアントみたいな形だと思っていたからこれのビデオを見たときはGreat!!と思ったんだけど、さあ、成功するか否か?とりあえず“のーびす”がPCに求めるものはすべてある。しかもディスクの管理はデータセンター任せ。こんな楽なことは無い。利益率がどうのこうのと書いてあったけど、プロバイダやアマゾンに払うお金もあるからたいしたことが無いのではと私は思ってる。要はPCのビジネスモデルに適合できるか否かである。

火曜日, 7月 10, 2007

Twitterが教えてくれるもの

神神のお告げに従ってTwitterを使ってみる。いや、以前から登録していたんだけどね。

http://twitter.com/

簡易ブログとか言われているTwitter。何がいいのかなかなかわかりにくかったりするのだけれど、“のーびす”の理解は「新しい知人を作れるIM」って事だった。基本的にIMはすでに知っている人間との間で会話するためのツール。Twitterは今だれが話しているかを知る機能がついている。それを元に話の輪に入っていく事が出来る。そこがいわゆるIMと違っている。一度話のリンクがつながると、どこの誰かは知らないけれど会話を楽しむ事が出来る。そこが中毒性を持つのだろう。

金曜日, 6月 22, 2007

パワレポを読んで

PC自作3誌(と“のーびす”は勝手に呼んでいるのだが)の残り一冊、DOS/Vパワーレポート誌をようやく読むことが出来る。一時の勢いのよさよどこへやら、インプレスよどうしたなどと思っていたのだが、実に面白く読めた。

まず、AMD PhenomについてのレポートはAMDの発表だけでなくOEMベンダー筋からも記事を集めていた。このレポートがかなりびっくりさせられた。たった1ページのレポートだったがかなりの力作だった。

続いて5ページにわたるレポート、「なぜ、GPUコンピューティングなのか?」もありがたかった。特にGPUだけにとどまらずAMD、インテルの今後まで触れられていたのが涙もの。いやー、こんなものをパソコンっていうのだろうか?

最後がPOWER EYES。いやはや、昔話はあんまりだろうが、“のーびす”には「あの時点か!!」と思い当たるのでためになりました。自分の考え方を再確認する事になりました。へい。

火曜日, 6月 19, 2007

PC自作誌を読んで

ちょっと遅いネタだが、PC自作誌のうちWin PCとDOS/V magをようやく読むことが出来た。今まで精神的にかなりしんどかったのだ。なのでその雑評を。

さて、AMDからようやくAM2ソケット版4コアCPUの話が出て来た。名前がPhenom X4。これを使えば現在Athlon 64 X2と交換するだけで性能アップが出来るようになるわけだ、と言えない所が歯がゆいが。まあこれでAMDが言っていた4X4の実現に向けて大きな一歩が踏み出せるようになったわけだ。4X4とはクアッドコアXクアッドSLIのことだ。これで何をするのかはさっぱり見えてこない。AMDは熱狂的PCユーザー向けとしているが、3Dゲームをするためだけにこんなお化けみたいなパソコン、一時代前のグラフィックワークステーション並み(以上?)の性能を持ったパソコン、を用意するわけではなかろう。それがなかなか見えてこない。3Dを利用したサービスというとグーグルアースとSecond Lifeしか“のーびす”には思い当たらないのだが、あれが今のWebブラウザの代わりになるとは思えない。もっとなにかがあるのだろう。

話はそれるが、Win PCに「最近のCPUにある仮想化技術の利点は?」と"?"マーク付きで出ていたが、"?"がついて当然なのである。それはOSがまだ出ていないからである。64bitプロセッサが出たのにOSが32bitに毛が生えたようなものでは「なんじゃこりゃ?」なのである。IBMがVMになったように、PDPからVAXになったように、DOSからWindowsになったように、CPUが32bitから64bitになった以上はその機能をフルに生かしたOSが出てきてしかるべきなのだ。それがまだ出てこない。その為VMWareなんて話になってしまって"?"になってしまうのだ。さて、その新しいOSだが、パソコンの今までと違って話が聞こえてこない。その為なんとも書きようがなくなってしまう。多分Longhorn(スペルあってたっけ?)がそれなのだろうが、新しいUIが全然形になっていない、XPと同じUIでは操作ミスを起こしたり他にもいろいろと問題が起こるためなのだが。その為何がなんやら分からないのである。その上VISTAなんて過度期のOSが出てしまったものだからますますわけがわからなくなってしまった。正直VISTAだけは出して欲しくなかった。あれのおかげで32bit仮想で走るOSが何になるかわからなくなってしまった。XPにSP3を出して要求の多いクライアント用OSを乗り切ってもらって(おかしな日本語)、64bitOSの開発にまい進してもらいたかったものである、マイクロソフトには。

大きくそれてしまった。で4X4だがPS3対抗で作ったのか、何がなんやら分からん仕様なのだ。多分、と言うか全然わけがわからないで書いているのだが、HDビデオ再生などに汎用シェーダを使うのかもしれない。あるいはDTMなどで使うプラグインなどでかって使われたDSPの代わりに使うのかもしれない。知れないなんて書いているが、全然使えないのかもしれない。DSPもGPUもPOWER VRもMMXも味噌も糞も一緒くたになっているので全くわけがわからないが、CPUの処理の一部にGPUを使おうとしているのははっきりしている。なのでクアッドSLIなんて恐ろしいものが平気でパソコンに使われようとしているのだろう。今、平気を変換しようとしたら兵器が出てしまった。しゃれにならん。まあ、AMDは4X4を当たり前のものと考えているのだろう。実際低廉に(と言うと言いすぎ?)構成できるものだからこれを基本にこれからのパソコンは考えられていくのだろう。

ここまではわかる。わからないのは冒頭に掲載した画像の1枚目。GIGA-BYTEから発売されているGA-M59SLI-S5(rev. 1.0)だ。発表されてからかなりたつが今でも鮮烈なスペックだ。クアッドSLIを構成しながらさらにPCI Express X8を持つと言うボード。“のーびす”はこのボードを見て狂喜乱舞してしまった、ちょうど今はなきATIから3枚挿し(グラフィックカードを3枚使ったコンピュータ。2枚はCrossfire。1枚は演算専用。)のコンピュータが発表されていた時期でもあったので「5枚挿しだ!!」って。今第3者的な気分で考えると「ありゃあだ花だぜ」的な考えもあったのだろうが、GIGA-BYTEは本気でこの構成がこれからのパソコンの標準になると考えているらしい。その証拠が2枚目の画像。インテル版である。話はそれるが、インテルはAMDのクアッド攻勢にどう立ち向かうのか?

で、これはGIGA-BYTEのホームページの"What's New"から拾ってきたものだからますますすごい。台湾人は何を考えているのだろう?物理モデリングを強化するだけならPCIで十分なのだそうだ。そういえばPS3のCELLも密結合で信号処理のプロセッサをつないでいる、しかも6つ。何に使うのかがさっぱりわからない。H.264の復号に使うかとも思っている(かなり確かに)が、何せ味噌も糞も一緒くたの人間だから右から左に受け流してしまえばいいのだが、自分の中で解釈できていないから気分が悪い事この上ない。あ、X8もこのためだとかなり思っています、“のーびす”は。誰かここら辺の話を解きほぐしてもらえないだろうか?XPが出た時分から「パソコンは終ったのか?」などと考えていた“のーびす”が間違っていた、のか?パソコンは今なお熱い、のか?

さて、“のーびす”の話、当たるか外れるか?個人の限界をつくづく感じる昨今である。

補足

画像のコピーライトはGIGA-BYTEです。

月曜日, 6月 04, 2007

VSEとBLADE 3.0について訂正

やっぱり“のーびす”アホだ。ボロが出ないように手短に。

まずVSE。仮想化とは書かれているが、仮想マシンの話は書かれていないようだった。ごめん。早とちりしてしまった。いま「仮想マシン!仮想マシン!」と騒いでいるもんだからついうっかり。

続いて、BLADE 3.0 for DBについて。失礼しました。よく考えられた戦略です。がんばってDB市場をかき回してください。昔は「SQLすごい」だったのに、いま「グリッドすごい」になってるもんだからあんなこと書いてしまった。天に向かって唾してしまった。いや、HPが天だと言っているわけではないので念のため。

でも頭痛いのにブログ書きなんて何やってんだろ。

金曜日, 6月 01, 2007

仮想化って?

さてはて、昨日ごみの山の中から「HPプロダクトセレクション」を見つけ出して勘違いやいろんなことのあれやこれやにおおわらわな“のーびす”なんだけど、仮想化に関してもなんやらややこしい事になってきている。

まず、HP。なんとVMWAREの記載がある。あれってIA-32用のソフトじゃなかったのか?って今調べなおそうかと思っている。

で、Integrityサーバを見ると「HPの仮想化技術VSE」なんてのがあって「ふーん、製品化されていたんだ」と自分の推察の速度ののろさにあきれ返る始末。

んで、Integrityサーバのところに「WindowsOSは2007年後半サポート予定」なんて書かれているのを見て「へ?IA-64のネイティブでWindowsOSが走るんかい?」と「でっかいはてなです」。

で、けちばっかつけてる“のーびす”は「BLADE 3.0 for DB」って書かれてるのは見て「DBだけかい?もったいない」などと思ったのだが、じゃあ何に使うんだい?って聞かれると「さあ?」なんていい加減な“のーびす”は相変わらずである。いや、DB用途が増えているのはよく分かっているつもりなんだけど。いや、IA-64のブレード!!何に使うんだろ?面白そう。わくわく。

でも、“のーびす”はIntegrityサーバを見て狂喜乱舞してしまった。ブレードはあるわでっかいのはあるわNonStopはあるわ。おもろいなー。

さて、IBM。MVSなんてどこにもない。知識が古い。で、どれだったらIA-32の仮想マシンが走らせられるのかいな、と思うがよーわからん。困っている。

ああ、IBM。System zでした。調べて書こうね、“のーびす”。どこからかそんな声が聞こえてきそう。

うーむ、頭の悪い“のーびす”には負荷が大きすぎるネタだな。この辺で。

シンクライアント勘違い

はい、しっかり恥かいてしまいました。

HP CCIはHDDを内蔵していました。各ブレードごとにOSを抱えているんですな。ブレードが増えたらインストール、アップデートの手間が増えるわけです。なんだつまらない。いや、つまらないじゃない。大間違いな事を書いてしまった。深く反省。

ごめん

月曜日, 5月 21, 2007

ハンデユーザーのIT使用動向

調子のよいときはITステムにアクセスできるが悪いときにはアクセスする気力がなくなる。

日曜日, 5月 20, 2007

パソコンは?

シンクライアントの話をした。

パソコンはなくなるのか?

途方もない目的のためにパソコンは残される。

道具だ。

何を、どのように?

パソコンは変化する。ありとあらゆる目的と用途のために。

そして人間を新たなる高みへと連れて行こうとしている。

土曜日, 5月 19, 2007

わからない点書き忘れ

仮想マシンのくだりを読み返していて気が付いた。サーバOS、っていっても仮想マシンを管理するOSの事、は何になるんだろうってのもわからない点。IBMはMVSでいいけれど、hpはどうするんだろう?Windows Server?必ずしもそうである必要は無いんだな。おお、馬から落馬してしまった。もしかしたらhp-uxがサーバOSになるのかな?昔hpにあったオフコン用のOS、あれはどうなったんだろう?会社を辞めてから長いから知らないことの多いこと。いやはや、ユビキタス時代真の幕開けだな、なんて思っているのは“のーびす”だけでした。ああ、恥ずかしい。そう言えば昔どこぞのアホが携帯をユビキタスの端末にするみたいなことを書いていたな。どうなるのやら?

シンクライアントのわからない点

“のーびす”の目の前には「いらんことすな」と書かれた張り紙がぶら下がっている。にも拘らずブログにあんな書き込みをしてしまった。“のーびす”バカである。バカは死ななきゃ治らない。“のーびす”死ぬまでこんないらん事し続けるのかな?止めたいのに。

で、ブログである。素人が素人なりに考えて書き込まれたものを見て識者はいろいろな判断を下すものである。考えた事を示さずに途中で止めてしまうのはブロガーにあるまじき行いである事に気が付いた。無知はさらして初めて無知の認識になるのだ。恥は大いにかくものだ、ってのが大先生の教えだった。先生ごめんなさい。“のーびす”腐るところでした。がんばって恥をかきます。これはこれで問題な気がするぞ。

わからない点、それはディスクシステムです。SANみたいだけど。それでパフォーマンスは保てるのか?“のーびす”の感覚ではディスクってとてつもなく遅いシステムって思っているところがあるんだけど、複数のブレードからアクセスが発生した場合、対応できるのだろうか?ってのが疑問。でも、よく考えてみれば今使っているパソコンのグーグルサイドバーを見るとディスクアクセスなんて全くないことを見るとたいしたことがないのかな?いや、これはブログを書くって言う用途だから大した事じゃないんであって、ローカルにアプリケーションを実行すると問題が発生しないのかな?でも、昔、hp-uxのディスクレスで9000/300サーバの下に20台の9000/300クライアントぶら下げてまともに動いていた事があったからたいしたことがないのかもしれない。まあ、もっとも20台分のサーバを300でやることは大きな問題だとは思った。これはディスククォータなんかのサーバーとしての機能面から見ての話なんだけど。

あとバックアップ。これもSAN上に作るのか?パソコン雑誌を見るとディスク上にディスクのバックアップを作るのがはやりみたいだけど、“のーびす”のデータ削除騒ぎを見ても明らかな通りこれは危ない。よく出来たバックアップソフトがあればストリーマーは単価の安さから見てもなくならないと思うんだけど、HPの製品を見てもインターフェースはSCSIのまま。SANてSCSIなの?これは“のーびす”の不勉強から来るところ。いかんなー調べんと。ネットワーク上に複数台ストリーマをぶら下げて同時に書き込むことが出来ると少々遅くても何とかなりそう。昔HPからそういうソフトが出ると言う話を聞いたことがあったけど、あれはどうなったんだろう?

さて、“のーびす”の書いた「これからはシンクライアント、かな?」を見てあれと思われた方がいるかもしれない。それはスケーラビリティの面。“のーびす”Wikipediaを見ていてびっくりしたのだがブレード一枚について一つしかOSイメージを実行できないような記述があった事。調べてみたら確かに64bitCPUで仮想マシンがハードウエア的に実行できると言う事が書かれている文献がない(のかな?探すのめんどくなってきた)。“のーびす”当然できるのだと思っていた。だからあんなサーバーのパフォーマンスアップが可能なような事を書いていたのだが、違うのかな?よく分からない。

さて、仮想マシンと言うとIBMのMVS。?(x?y?z?何だっけ?)Sereisの仮想マシンとしてIA-32を起動したらどうなるのか?IBMはパソコンから手を引いた。パソコンはメンテが大変。IBMが手を引いたのは大正解。引けないメーカーは今大変だと思う。それはさておき、でもシンクライアントはパソコンとは違う。IBMは再びパソコン(じゃないんだけど、もはや)に舞い戻ってくる?じゃあ、なぜIBMはパソコンなんかに手を出したのか?ここらも面白い。

以上わからない点アバウトシンクライアント。“のーびす”の早合点で書いているから本気にすると痛い目にあうよ。

これからはシンクライアント、かな?

某大企業のえーらいさんが「シンクライアント!!」と言ってるのを読んで「ふーん」と思っていた“のーびす”は(日本)ヒューレットパッカードのカタログを見て「おお!!」と思ったのだった。いやね、Wiiで十分じゃないかと思っていたのよ。で、WebサーバーにGoogle-Officeを入れときゃそれで十分じゃん!!と思っていた。これで業務の大部分は済んでしまうのではと思っていた。それがなんかすごいシステムでシンクライアントを支える事を知って「おおお!」と感想を新たにしたのだった。データの漏えいはないし、同時に使える台数を増やしたければ(安い)シンクライアントを増やせばいいし(レンタルはダメなのかな?)、動作が重たくなってくればブレードを増やせばいいし、言う事なしじゃん!!なんて思ってしまった。“のーびす”はMacのX-ServerとiMacをXGridで動作させる組み合わせがいいと思っていたのだが、なかなか、シンクライアント侮りがたし。ただ、システム構成に明らかにされてない部分がかなりあるし、現行のシステム(たぶんサーバーとパソコン)からどのように移行するかもかかれていなかった。さてはてどうなっているのやら。興味津々。ま、そのうちいろいろ明らかになるでしょう。

日曜日, 4月 22, 2007

ファイル・イズ・ゴーン?

さて、こんな事はコンピューターの上流しかやってない人間の言う事かもしれないし、パソコン以降のコンピュータを知らない人間の言う事かもしれない。 S100やCP/MやAppleII(とこれの後継のIBM-PC)を知らない人間のいうことかもしれない。68000やMac OSやUNIXとそれ以降のもどきOS (HP-UXしかり、Solarisしかり)を知らない人間のいうことかもしれない。ちなみに果敢にUNIXで商売しようとしたのがSONY。おかげで OSがApatchになってしまったが。何を書いているのか分からなくなっちまった。

コンピューターシステムの基本は変わらない。これは30年かかって“のーびす”の得た結論。いかなる用途であろうとも、組み込みであってもメインフレーム であろうとも。ハードウエアがどんなに変わろうとも、つまり新しい技術(もっとも研究室ではすでに既知の技術なのだろうが)であろうとも。

ただパーソナルコンピューターはもっと変わっていくだろう。高機能になっていく一方でばかちょんになっていくだろう。そんな中ファイルをじかに触る事(つ まり間違って消してしまう事)はなくなっていくんだろう。OS/2をはじめて触ったときその一環に出会うことが出来た。デスクトップからファイルを触るの が大変な事を思い出してしまった。今となるとあれは欠陥じゃなかったんだなと言う事が理解できる。

ファイルの未来

グーグル・ドクスを使っていて気が付いたのだが、これからはコンピューターにファイルと言うものが存在しなくなるのかもしれない。その代わりデータはすべてデータベース、手っ取り早く言うとSQLサーバーがハードディスクの代わりをするようになるのかもしれない。

こうなってくるとSQLサーバーがどのようなものになるのか興味深い。ROMにSQLのソフトが入っていればソフトのメンテナンスからは離れる事が出来るぞ。で、管理はデータベースのデータのみですんでしまうってのはどうだろうか?

パ ソコンはどうなるのだろうか?NASみたいなSQLサーバーが出来るのだろうか?いや、それでも大掛かり過ぎる。フラッシュROMにOSが入る。OSの中 にSQLが入っている。SQLのデータがハードディスクの中に入る。ハードディスクのメンテナンスをするだけでいいってのは楽だな。

あれ、これは誰かが言っていた事と近いな。結局トレンドなんだろうか?

そ う言えばOS(含むアプリ)とデータを分けると言うのは“のーびす”がDOS/Vを使って第2期の構成と同じだな。アプリはOSとは違うけどOSが汎用コ ンピュータとしてみた場合、あそこまで貧弱だとアプリごとでOSとしなくちゃいけないんだろう。アプリはデータとよく似ている部分があってコンピューター の使い方によってインストールされているソフトが変わってくるのでOSとは微妙に違う。そんなこともあって第3期はOSとアプリを別のハードディスクに分 けたのだがドライブが増えて大変だった事。

磁気ハードディスクはなくなるだろう。コアメモリがRAM/ROMに取って代わられたように。 それから考えるとフラッシュに取って代わられるのだと思っている。その時ファイルシステムと言うものはそのまま残るのか、それとももっと別な物になってし まうのか?うーん、分からん。根性が足りんなあ。